iPSでパーキンソン病治療へ、京大が臨床申請
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140227-OYT1T00033.htm?from=top
パーキンソン病は、脳の「黒質」と呼ばれる部分で、
神経伝達物質のドーパミンを放出する神経細胞が減少することで発症する。
手足の震えや歩行障害などの症状が出る。
京大iPS細胞研究所の高橋淳教授らの研究グループは、
人のiPS細胞からドーパミンを分泌する神経細胞を大量作製することに成功。
パーキンソン病のサルの脳に移植する実験で効果を確かめた。
臨床研究は、同研究所と京大病院が連携して行う。
計画では、患者6人の血液細胞からiPS細胞を作り、
それぞれ数千万個の神経細胞に変化させ、患者の脳に移植する。
移植後の1年間は経過を観察し、安全性を確認する。