大正製薬 SGLT2阻害薬ルセオグリフロジンを国内申請
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/44097/Default.aspx
diabetes
SGLT2 : Sodium-GLucose co-Transporter 2
大正製薬ホールディングスは4月18日、
ルセオグリフロジン水和物(TS-071)を同日付で承認申請したと発表した。
SGLT2阻害薬と呼ぶ新たなクラスの薬剤で、開発競争も激しい。
国内では6成分が開発・申請されており、各社発表ベースでは、
ルセオグリフロジンは3月13日付で申請したイプラグリフロジン
(アステラス製薬/寿製薬)に次ぐ2番目の申請となる。
ルセオグリフロジンは大正の自社創製品。大正が製造し、
大正の連結子会社の大正富山医薬品とノバルティス ファーマが共同販売する。
大正はルセオグリフロジンの特徴として、
「毎食後の高血糖および空腹時血糖を改善し、
低血糖を起こしにくいことに加え、体重減少作用を併せ持つ」とも説明している。
なお、国内で開発・申請中の
ルセオグリフロジン、イプラグリフロジン以外のSGLT2は、
ダパグリフロジン(ブリストルマイヤーズ/アストラゼネカ)
カナグリフロジン(田辺三菱製薬/第一三共)
トホグリフロジン(中外製薬/興和/サノフィ)
empagliflozin(NBI/イーライリリー)――で、いずれもP3段階とみられる。