BB536

増える大腸がんの予防に ビフィズス菌「BB536」有効か
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111028/bdy11102808010002-n1.htm



大腸がんの発生には、人の腸内にすむ悪玉菌の一種
「毒素産生型フラジリス菌(ETBF菌)」の関与が指摘されているが
最近の研究から、ETBF菌を減らす作用が
ビフィズス菌の一種「BB536」にある可能性が分かってきた。


ETBF菌は、健常者の腸内に常在する悪玉菌の中で毒性が極めて強く
慢性的な炎症をもたらすことが知られており、結腸がんとの関連が注目されている。


森永乳業は昨年4〜10月、ETBF菌を保有する日本人の成人健常者32人を対象に
ビフィズス菌BB536を含むヨーグルト(1日160グラム)か
一般的な牛乳(200ミリリットル)を8週間摂取してもらう臨床試験を行い
試験前後で大便中のETBF菌の菌数を測定した。


その結果、ヨーグルトの被験者16人の便1グラム当たりから
試験前に1000万個程度が検出されたが、試験後は100万個程度と約10分の1に減少。
一方、牛乳の被験者16人は菌数にほとんど変化はなかった。