中高年の食事術

NHK 名医にQ
あなたの疑問に答えます!中高年の食事術
http://www.nhk.or.jp/kenko/drq/archives/2011/05/0521.html

動物性脂肪はとらないほうがいい?




肉類の脂に含まれる「飽和脂肪酸」には
コレステロールを増やす作用がありますので、とりすぎには気をつけましょう。
けれども、肉にはたんぱく質や、ビタミン、ミネラルも豊富に含まれていますので
肉を食べないということではなく
赤身やささ身のような脂肪分の少ない部位を選ぶなど
バランスよく摂取することを心掛けましょう。

カルシウムをとりたいが、乳製品は悪玉コレステロールを増やしてしまう?




乳製品を多くとっても、それだけでは、LDLコレステロールが増えることはありません。
骨を丈夫にするという観点からは
乳製品に含まれるカルシウムは特に吸収効率が良いのでおすすめです。
脂肪分が気になる場合は、無脂肪乳や低脂肪乳などを選ぶといいでしょう。
他にも、小松菜や納豆といった食材にもカルシウムが含まれています。
ビタミンDは、まぐろの赤身やさけ、しらす干しなどに豊富に含まれています。

運動するとき 食事はいつとるのがいい?




食事を運動の前後にわけてとる「分食」がおすすめです。


運動をする2時間前まで ...軽食・水分
運動する2時間前までに軽い食事をすませておけば
エネルギー源となる糖質などがしっかり吸収されて、体全体に行き渡ります。


運動直後〜2時間以内 ...たんぱく質・炭水化物
運動で使った筋肉のグリコーゲンを回復させるために
たんぱく質や炭水化物を補うと良いでしょう。