腱鞘炎

手と指の痛み・しびれ「けんしょう炎」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/07/0709.html


けんしょう炎とは



手には、手首から指先にかけて腱と腱鞘という組織があり、
指を曲げ伸ばしするときには、腱がけんしょうの中を往復するように移動します。
けんしょう炎とは、この腱とけんしょうに炎症が起こる病気で、
「文字の書き過ぎ」「パソコンの使い過ぎ」「家事」「楽器の演奏」など、
手と指をよく使う人に起こりやすいという特徴があります。
また、出産後・更年期など、女性ホルモンのバランスが変化する時期や、
糖尿病・関節リウマチなどの持病がある人、
透析療法を受けている人にも起こりやすいといわれています。


けんしょう炎は、手のどの指に起きるかによって症状の現れ方が異なります。
代表的なものとしては、指に症状が現れるばね指、
手首に症状が現れるドケルバン病があり、
そのほか、乳児に起こる強剛母指があります。