糖質制限ダイエット 

ごはんやパンを控える糖質制限ダイエット 極端な制限には注意も
http://apital.asahi.com/article/hiketsu/2013010800004.html



このダイエットは元々は糖尿病治療として始まった。
1999年から採り入れている京都市のたかお病院内科医、江部康二理事長も
当初は効果を信じていなかった。
だが自身が糖尿病になり、始めると、みるみるうちに体重が減り、血糖値が改善。
「従来の厳しいカロリー制限食に比べて楽で、効果も大きい」


減量の効果は、科学的にはほぼ実証されている。
米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された論文
(2008年)では、約300人を、低脂肪食、糖質の少ない低炭水化物食
地中海食(オリーブオイルや魚介類、野菜、豆類が中心)を食べる3グループにわけ
2年間追跡したところ、低炭水化物食が最も効果が高かった。
血糖値の改善も効果が示され、米国や英国の糖尿病学会は治療の選択肢の一つとして認めた。


北里研究所病院の山田悟糖尿病センター長は
1日70〜130グラムという比較的緩やかな糖質制限をすすめている。
「極端な糖質制限は、食事の楽しみを減らし、生活の質を落としかねない」


対象は肥満やメタボの人ら。
「やせている人の健康に効果があるという明白な証拠はない」と山田さん。
腎臓に障害がある人や高齢者、子ども、妊婦らはすすめられない。