ほしいものが分からずにチャンスはない 勝間和代
http://www.asahi.com/business/topics/katsuma/TKY201003070099.html
会いたい人はすべてリストにしてみましょう。
新しいことを達成したかったら、いつまでにどのような状態でいたいのか
文章で表してみましょう。
そしてできる限り、こういった「ほしいもの」は紙に書いたり、印刷したりして
とにかく、いつでも、どこでも、目に見えるようにしておくことです。
これはスーパーに買い物に行くときに作成する「買い物リスト」のようなものです。
スーパーへ行くとき、買い物リストを準備しているのと、なにも持たないでいるのとでは
買い忘れがあるかないか、どれくらい効率的に売り場を回れるかなどについて
雲泥の差があることは買い物に行った人は誰でも知っているはずです。
人生も同じことで、「ほしいものリスト」を紙に記して持ち歩いていると
チャンスが待ち受けている「陳列棚」の側を通ったときに即座に気づけます。
さらに、この「ほしいものリスト」は常に人から見えるようにしておくことです。
そうしておくと、会いたい人や、やりたいことに出会った人が気軽に紹介してくれるからです。
実際、驚くほどの成功を収めた人たちに、どうやったのかという話を聞きますと
多くの人が「目標を口に出していたら、周囲の人が助けてくれた」と言います。
私たちにとって、人の役に立てることはなにものにも代え難い喜びの一つですから
周りの人がうまく自分を助けてくれるような環境を作ることさえ可能になるのです