損切り

管理できるのはリスクのみである 勝間和代
http://www.asahi.com/business/topics/katsuma/TKY201003210112.html





「管理できるのはリスクのみ」
これは私が20代の頃、トレーダーとして金融相場に日々向きあう中で
上司からさんざんたたき込まれた言葉です。


やるべきことは、常に「最大のリスク量を決めること」でした。
すなわち、自分としてどこまでのリスク量であれば許容できるかということで
投資額も決めるし、投資対象も決める、ということです。
そして、許容できる範囲のリスクを超えそうになったら
どんな状態であっても例外なく、躊躇せずに「損切り」を行うことを習慣づけます。


私たちが行えることは、自分の持っている資源(お金、時間、人脈など)のうち
どこまでをリスクにさらして新しいことにチャレンジするのか
それがうまくいかなかったときには、それをどこで損切りを行い、次に動くのか
ということだと思います。


ただ、リスク管理は運動と同じで、体感すればするほど上達する分野です。
だから、リスクを必要以上におそれる必要もありません。


※暴落時に読む