更年期症状改善に一役「エクオール」 大豆由来の成分
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更年期になると女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が減り、
閉経の前後5年ごろから様々な症状が現れる。
エストロゲンが足りないとき、代わりに働くのがエクオールだ。
大豆製品に含まれるイソフラボンを摂取すると腸内細菌で分解され、
エクオールができる。エストロゲンと構造や働きが似ている。
エストロゲンの減少でほてりやのぼせなどの更年期症状が出る。
手のこわばりもその一つ。7〜10年ほど放置すると、
手指の関節が変形する「ヘバーデン結節」などを発症することがある。
■検査キットを活用
一部のクリニックで体内でエクオールを作る能力があるか検査できるが、
郵送でも手軽に分かるサービスもある。ヘルスケアシステムズは、
イソフラボンをエクオールに分解できるかどうかを
簡単に調べられる検査キットを販売する。
尿などの検体を同社に郵送すると、
しばらくして分析結果が文書で送られてくる。