フィリピン、公共の場は全面禁煙に 大統領令発効へ

フィリピン、公共の場は全面禁煙に 大統領令発効へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H1E_U6A021C1EAF000/

https://zuuonline.com/archives/125775


フィリピン全土で
公共の場所での喫煙を禁止する大統領令が近く署名され、来月に発効する見通しだ。
限られた場所を除き、飲食店やオフィス、路上など屋内外で喫煙できなくなる。
強権で知られるドゥテルテ大統領は喫煙が健康を害するとして禁煙を徹底する意向だ。


大統領令の詳細は明らかになっていないが、一部の喫煙場所を除けば、
屋内外を問わず公共の場所での喫煙は全土で禁止される見通しだ。
現在でも公共の場所の多くで喫煙は原則として制限されているが、ほとんど守られていない。


ドゥテルテ氏は市長を務めたダバオ市で、公共の場所での喫煙を禁じる政策を導入。
違反者には罰金や禁錮などの刑を科した。
たばこを吸えるのは家の中など数少ない場所に限られる。
今やダバオ市でたばこを吸う人は少ないといい、この政策を全国に広げる。


WHOが2014年末にまとめた調査では、
フィリピン人の喫煙比率は男性が45%、女性が8%に上る。