慢性腎臓病を防ぐための7ヵ条

慢性腎臓病(CKD)を防ぐための7ヵ条 腎機能チェックし早期発見
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023272.php



慢性腎臓病(CKD)を防ぐための7ヵ条
慢性腎臓病(CKD)と診断されたら、まず重要なことは、慢性腎臓病の原因を知ることだ。
早期であれば、原因に対処することで進行を抑えたり改善することが可能だ。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などを発症すると、
動脈硬化が進行し、慢性腎臓病を発症しやすくなる。
また、CKDがあると動脈硬化が進み、
高血圧など生活習慣病を悪化させるという悪循環に陥りやすい。
その状態を放置すると、さらにCKDを悪化させたり、
脳卒中心筋梗塞などが起こりやすくなる。


1 血圧値をチェック
2 血糖値をチェック
3 運動を習慣化し毎日をアクティブに過ごす
有酸素運動を行うことによって、尿タンパクが減少し、
高血圧、身体機能、脂質代謝などの改善が認められ、その有効性が報告されている。


4 塩分摂取量を減らす
5 体重をコントロールする
肥満は、食塩のとり過ぎに並ぶ、高血圧の大きな原因だ。
減量をすれば、血圧が下がることも分かっている。


6 たばこを吸わない
喫煙は血管を障害するため、喫煙している人は禁煙しよう。
たばこの本数が増えれば増えるほど腎機能障害は進行しやすくなる。
たばこを全く吸わないようにするのが最善の策だ。


7 病気ごとに目標値を目指す
糖尿病がある場合は、HbA1cを7.0%未満を目標にコントロールする。
高血圧がある場合は、収縮期血圧130mmHg以下、拡張期血圧80mmHg以下を目標にする。
LDLコレステロール値120mg/dL未満、可能なら100mg/dL未満を目指す。