沖縄 内分泌・代謝プレミアム・セミナー
〜糖尿病・脂質異常症診療と研究の最前線〜
Okinawa Harborview Crowne Plaza
2014#13
【糖尿病】
「2型糖尿病の病態および治療のトピックス」
川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 教授 金藤秀明 先生 (平成1年 大阪大卒)
MafA(マフエー):転写因子 膵臓
2型糖尿病患者では発現が著明に低下する。
糖毒性に深くかかわる。
インスリンとピオグリタゾンはMafAを改善する。
血糖の変動は動脈硬化の危険因子
低血糖は眼底出血、狭心症を引き起こす要因となる。
SGLT
高齢者、特にやせ形の女性は脱水、感染症、サルコペニアの危険性あり
認知症がある場合はさらに注意。
膵β細胞保護を考えて糖尿病を治療
糖尿病状態で膵島でのインクレチン受容体が減少することから考えると
インクレチン製剤はできるだけ早期に使用したほうがより大きい効果が期待できる
β細胞に糖毒性がかかっている場合には
インスリン導入を早期に行うことが望ましい。
治療導入が遅れるとβ細胞機能の改善は難しい。
トラゼンタ
1日1回
腎機能低下例でも同一用量
抗酸化作用あり
【脂質異常症】
「脂質の質に視点をおいた脂肪毒性病態の治療戦略」
筑波大学 内分泌代謝・糖尿病内科 教授 島野仁 先生(昭和59年 東京大卒)
詳細は後日