新薬

新規機序の不眠症治療薬スボレキサント,緑内障治療薬リパスジルが承認
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1409/1409073.html



9月26日,新規作用機序を有する不眠症治療薬スボレキサント(商品名ベルソムラ),
緑内障・高眼圧症治療薬リパスジル(グラナテック)などの国内製造販売が承認された。


オレキシン受容体拮抗薬スボレキサント(ベルソムラ):
効能・効果は不眠症
覚醒を維持する神経伝達物質オレキシンの受容体への結合を阻害して
過剰な覚醒を抑制し脳を睡眠状態へと移行させるこれまでにない機序を有する。


◆Rhoキナーゼ阻害薬リパスジル(グラナテック):
効能・効果は他の緑内障治療薬が効果不十分または使用できない緑内障,高眼圧症。
細胞の生理機能や疾患に関与するRhoキナーゼの阻害作用により,
線維柱帯−シュレム管への房水流出を促進する新規作用機序を有する。


◆プロテアーゼ阻害薬バニプレビル(バニヘップ):
効能・効果はセログループ1〔ゲノタイプⅠ(1a)またはⅡ(1b)〕
のC型慢性肝炎における次のいずれかのウイルス血症の改善
(1)血中C型肝炎ウイルスHCVRNA量が高値の未治療患者,
(2)インターフェロン(IFN)を含む治療法で無効または再燃となった患者。