睡眠薬を正しく使う

睡眠の悩み これで解決「睡眠薬を正しく使う」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2016/01/0113.html

睡眠薬の種類




ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、
ふらつきなどの副作用が出やすく、やめにくいという問題点があります。


ベンゾジアゼピン系は、不眠の改善作用に特化して、
ふらつきや転倒の危険性が緩和されています。


メラトニン受容体作動薬は、
メラトニンという体内時計の調整作用に関係するホルモンと同じような作用があり、
夜型や睡眠時間のずれが治らない場合に効果が期待されています。


オレキシン受容体拮抗薬は、目覚めを促す作用をもつ
オレキシンというホルモンの作用を遮断し、眠れるようにするものです。
世界に先駆けて2014年から日本で使われ始めた、最も新しい睡眠薬です。

効果的な使い方




1週間に3、4日も眠れない日があるようなら、毎日きちんとのんで、
不眠を改善してから睡眠薬を減らすのが、薬離れの近道だといわれています。


睡眠薬が効かない場合には、
「痛みやかゆみ、睡眠時無呼吸症候群などほかの原因を見落としていないかどうか」
を確認し、もともとの症状や病気の治療を行ったうえで、薬の量や種類を変更します。