後発医薬品強化に失敗…第一三共
インド子会社譲渡へ 海外展開困難浮き彫り
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=96092
第一三共がランバクシーを譲渡する相手は、
サン・ファーマシューティカル・インダストリーズで、
第一三共は代わりにサン・ファーマ株の9%を受け取る。
第一三共によるランバクシーの買収額が
4900億円(2008年当時)だったのに対し、
サン・ファーマ株9%の価値は2100億円。
第一三共は5年半で2800億円を失った計算だ。
海外企業買収で十分な成果が上がっていないのは、第一三共だけではない。
武田薬品工業は11年に
スイス製薬大手ナイコメッドを約9900億円で買収したが
当初期待した利益は出せていない。
「会社を思うようにコントロールできていない」(長谷川閑史社長)ためだ。
(2014年4月8日 読売新聞)