足の血行不良

足の血行不良 全身の動脈硬化ひそむ恐れ
http://www.asahi.com/health/tsuushinbo/TKY201205300353.html






整形外科で骨や関節、神経を調べても異常がないのに、足が痛くて歩けない。
こんなときは足の動脈が詰まり、血液がちゃんと巡っていないことが多い。
ひどくなる前に「足の血圧」をチェックするよう、専門医は呼びかけている。


喫煙や良くない生活習慣、加齢などで
足の動脈硬化が進むと血管が狭くなり、血液が流れにくくなる。
そうすると、太ももやふくらはぎの筋肉に十分な酸素や栄養が届かず
しびれや痛みを感じる。


これが「閉塞性動脈硬化症」という病気で
「ある距離を歩くと太ももやふくらはぎが痛くなり、休むと痛みがなくなる」
という症状が出るのが特徴だ。
運動時の筋肉は安静時の30倍もの血液が必要になるため
血液不足の影響が一気に現れる。


同じような足の痛みは
背骨の中の神経が通る部分が狭くなって神経を圧迫する「脊柱管狭窄症」でも起きる。
しかし、その痛みは前かがみになると消え、気圧変化やその日の体調で
痛みの程度も変わるので、区別できる。