GLP-1

GLP-1とは?

http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/DM_what_glp1.asp





食事をとると小腸から分泌され、インスリンの分泌を促進する働きをもつホルモンを
インクレチンといい、GIPとGLP-1があります。


GLP-1は、食事をとって血糖値が上がると、小腸にあるL細胞から分泌され
膵臓のβ細胞表面にあるGLP-1受容体に作用し、β細胞内からインスリンを分泌させます。
GLP-1は、血糖値が高い場合にのみインスリンを分泌させる特徴があります。


GLP-1の多様な作用

GLP-1には、インスリンを分泌させる作用のほかにも様々な作用があります。
膵臓に対しては、インスリンの分泌を促進させるほかに
血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。
また、膵臓のβ細胞を増やす(増殖)などの作用が動物で確認されています。
そのほかの作用として、摂取した食物の胃からの排出を遅らせる作用や
食欲を抑える作用などもあります。


GLP-1受容体作動薬

GLP-1受容体作動薬は、インスリン分泌を促進させ
低血糖をほとんど起こさずに優れた血糖改善効果を示します。