エパデール 持田

第3回 沖縄生活習慣病フォーラム 

The Naha Terrace

エパデール 持田製薬

エパデールの作用は
動脈の弾力性保持、血小板凝集抑制、血清脂質改善


エイコサペンタエン酸/アラキドン酸比(EPA/AA比)の測定は保険適応となった。


魚やアザラシを主食にしているグリーンランドイヌイットEPA/AA比が高く
心臓病による死亡率が極めて低い。


EPAはさば、まぐろの脂身、まいわし、などに多く含まれる。
できるだけ刺身で食べる。焼く場合は油を落とさないようホイル焼きにする。
体内での酸化を防ぐために、黄緑色野菜などと一緒に食べる。

【特別講演】

動脈硬化治療戦略としての血管内皮機能」
広島大学心臓血管生理医学 准教授 東幸仁先生


血管内皮は人体最大の内分泌器官である。
総面積 ≒ テニスコート6面分
総延長 ≒ 地球2.5周分
総重量 ≒ 肝臓


収縮因子はエンドセリン、活性酸素アンジオテンシンⅡなど
拡張因子はNO、プロスタサイクリン、ヒスタミン、アドレノメデュリンなど


正常な血管内皮の機能は 
血管透過性の制御、血栓形成および凝固・線溶系の調節、接着因子の発現など


喫煙・高血圧・脂質異常・加齢などにより
血管内皮は傷害され、動脈硬化の発生 → 進展 → 破綻 に至る


有酸素運動は血管内皮機能を改善する。