9月に香港と広州を結ぶ高速鉄道が開通し、
10月には香港、マカオ、省珠海の3地域が海上橋でつながった。
GDPで韓国やオーストラリアをしのぐ巨大な経済圏が生まれ、
移動も1時間以内でできるようになった。
「港珠澳大橋」
これまで香港―マカオ間はフェリーで1時間。
だが、全長55キロメートル(海上橋では世界最長)
にも及ぶ開通した橋を使えば、バスで35分ほどでマカオに行けるようになった。
高速鉄道も滑り出しは堅調で、「国慶節」に高速鉄道を使って
香港と中国本土の間を往来した人は、1日平均6万5千人。
うち76%を中国本土客が占めた。
本土客が高速鉄道を使って大量に香港へ流れ込んでいる。