堺の包丁の切れ味に衝撃

さすが安価な中国製とは違う、堺の包丁の切れ味に衝撃
http://www.sankei.com/west/news/160212/wst1602120001-n1.html


「この包丁でトマトを切ると、ほら、汁がこぼれません。
魚を切っても刺し身が傷みにくいですよ」


大阪・新世界の観光名所・通天閣に近い包丁専門店「タワーナイブズ大阪」。
カナダ出身、デンマーク育ちの経営者、ビヨン・ハイバーグさん(46)が
和包丁を実演すると、外国人観光客らは驚いた。


平成4年に来日し、英会話講師などをしていたビヨンさんは、
土産にもらった堺の包丁の切れ味に感動。その魅力にはまり、24年、今の店を構えた。


店で扱う包丁は、洋包丁も含めて約300種類。
一番人気は、肉、魚、野菜のすべてに対応した三徳包丁(1万9800円)で、
欧米や東南アジアなどから次々と買い求めにくる。


大阪・千日前の道具屋筋で「堺一文字光秀」の商標を掲げる
包丁専門店「一文字厨器」では、
包丁を購入する外国人が昨年、1日平均約10組と前年比で倍増した。
価格帯2〜3万円の刺し身包丁などが売れ筋という。