今年は「健康的な朝食」に焦点,世界糖尿病デー

http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1411/1411010.html


11月14日は世界糖尿病デー
国際糖尿病連合(IDF)によると、今年は「健康的な朝食」に焦点が当てられる。
なお、11月14日はインスリンの発見者Frederick Grant Banting博士の誕生日に当たる。


◆「朝食」で医療経済的な効果も期待
IDFによると,朝食を欠くことは
2型糖尿病の主要な危険因子の1つである体重増加につながり,
健康的な朝食を取ることで2型糖尿病発症や糖尿病合併症のリスクを低減できる。


医療経済の面からも健康的な朝食の効果が期待される。
2013年における世界の糖尿病人口は3億8,200万人,
糖尿病および糖尿病合併症の管理に5,500億米ドルが費やされているとみられるが,
糖尿病人口は2035年には約6億人に達するとも予測されており、
「朝食」はこのような世界的な経済負担の軽減策として注目されるという。


IDFの公式サイトでは,
健康的な朝食の選択肢として「全粒粉パン,米」などが,
健康的でない朝食の選択肢として「白パン,ペーストリー,クロワッサン」
などが紹介されている。