Lorcaserin

“肥満大国”米国で13年ぶりの新しい抗肥満薬lorcaserin承認
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1206/1206083.html



FDAは6月27日,抗肥満薬lorcaserinの承認を発表。
適応はBMI 30以上
またはBMI 27以上かつ肥満に関連する合併症のうち1つを有する成人患者。


米国では成人の3分の1以上が肥満あるいは過体重といわれ
公衆衛生上大きな問題となっている。成人対象の抗肥満薬として
米国では13年ぶりの承認とあって国内外のメディアが報じている。


Lorcaserinは脳に存在するセロトニン2C受容体の活性化を介して
食欲を抑制させる機序を持つ。


2型糖尿病,非糖尿病の合併例を含む総対象患者数は約8,000例の臨床試験
52〜104週の追跡期間においてプラセボ群に比べ実薬群で
1年間の平均体重減少率が3〜3.7%との成績が示されている。