目を若く : 紫外線や喫煙は敵

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目を若く:2 紫外線や喫煙は敵
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レストランのおしゃれなお品書きが、読めなくなった。
「水晶体の濁りのせいです」。
宝塚第一病院の川崎佳巳眼科部長は説明する。


水晶体は、クリスタリンという透明なたんぱく質でできている。
新陳代謝はしない。生まれた時のまま、一生使うのだ。
川崎さんは「大事に長持ちさせましょう」という。


透明な水晶体が加齢に伴い次第に濁る。
濁りで視力が落ちた状態が白内障だ。


濁りを防ぐにはまず、紫外線対策。
UVカット眼鏡で、目に入る紫外線は3割減。
帽子や日傘を加えると、8割も減るそうだ。


ビタミンCが効く、という報告もある。
国立がん研究センターなどの研究では、
食事でビタミンCをよくとる人は、少ない人より白内障になるリスクが4割少なかった。
不思議なことに、サプリメントではこんな効果はないという。


喫煙は最悪だ。
白内障だけでなく、失明につながる加齢黄斑変性のリスクも4〜5倍に跳ね上がる。