慢性心不全

どう気づく?心不全
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/08/0815.html

慢性心不全の症状




心不全では、多くの場合
心臓の異常を思わせる胸の痛みなどは起こらず
「息切れがする、疲れやすい」
など、"年のせい"とされがちな症状が起こります。
血液を十分に送り出せないことで起こる症状には
「だるい」「手足が冷える」などがあります。





また、心臓へ血液が十分に戻らなくなると
体のさまざまな部位に血液が停滞します(うっ血)。
うっ血により起こる症状には
「階段・坂道などで息が切れる」
「脚がむくむ」
「夜、トイレに起きる回数が増えた」 = 夜間に尿が作られるため尿量が多い
「横になると苦しいが、体を起こすと楽になる」 = 横になると心臓に血液が戻ってくる
「おなかが張る」 = 肝臓に血液が停滞
などがあります。

検査と治療




血液検査でBNPというホルモンの濃度を調べると
息切れの原因が、肺と心臓のどちらにあるのかがわかります。 = COPDとの鑑別





減塩、節酒・禁煙を心がけ、体重を毎日測定し
水分がたまることによる体重の急な増加に気をつけます。