夜だけ頻尿

「おしっこが近い」に潜む危険 なんと心臓がピンチ!?
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20130306.html



「おしっこが近くなる」のは
ただの年齢のせい・・・と思ったら大間違い!
実は、おしっこが近い人の中には、
心臓が危ない人が含まれていることが明らかに!


危ないのは、「夜だけ頻尿」です。


「心臓が危ない頻尿」の人は、
なぜか、夜にもかかわらず、
「おしっこ作るモン」(利尿ホルモン=BNP)が働き
作られるおしっこの量が増えてしまうのです。
いったいなぜこんなことが起こるのでしょう?


「おしっこ作るモン」を出しているのは、実は「心臓」。


弱った心臓が
「おしっこを作って、血液を減らしてくれー」
という悲鳴を上げていたのです!


心臓のポンプ機能が低下
→昼間立って過ごしている間、血液が心臓に戻りづらく、下肢のむくみが生じやすくなる
→夜、横になると下肢から心臓に血液が戻ってくる
→「血液を減らしてくれー」と心臓が悲鳴を上げ、「おしっこ作るモン」を出す
→夜のおしっこが増える

BNP

http://www.srl.info/srlinfo/kensa_ref_CD/KENSA/SRL2578.htm
脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)は
環状構造を有する32個のアミノ酸残基から構成され
心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)に引き続き
第二の利尿ペプチドとして豚の脳から単離同定された。


主として心室から分泌され
血管拡張作用,利尿作用をもち,体液量や血圧の調整に重要な役割を果たしている。


健常人における血漿BNP濃度は,極めて低いが
心不全患者では重症度に応じて増加する。


無症候性心不全において上昇を始め
重症度に応じて著明に増加するため心不全機能評価法として重要である。
BNPの測定は心不全の病態の把握に重要な意義を持っている。


異常値を示す病態・疾患
腎不全、弁膜症、高血圧症、狭心症、急性心不全、急性心筋梗塞、慢性心不全