葬儀費用の健保補助金

申請しないともらえない葬儀費用の健保補助金 http://www.nikkei.com/money/investment/tips.aspx?g=DGXNMSFE04008_04012012000000



葬儀費用の補助金制度を活用すれば費用負担を減らすことができる。
それは健康保険から支給される葬儀費用の補助金だ。


故人が国民健康保険加入者の場合
喪主など葬儀を行った人に「葬祭費」が支給される。
金額は地域によって異なり、東京23区は一律7万円だが
3万〜5万円程度の市区町村が多い。
故人が75歳以上で後期高齢者医療制度に加入している場合も葬祭費が払われる。


故人が会社員などで健康保険加入者の場合
葬儀を行った扶養家族に一律5万円の「埋葬料」
扶養家族や生計をともにしている人以外の人が葬儀を行ったときは
上限5万円の「埋葬費」を補助金として受け取れる。
勤め先によっては健康保険組合が独自の手厚い補助金制度を設けている場合もある。


いずれの補助金も申請しないと受け取れない。
故人が国民健康保険加入者の場合は市区町村に申請する。
申請には、地域によって異なるが
(1)故人の保険証
(2)葬儀会社の領収書など申請者が喪主だと確認できる書類
(3)印鑑
(4)金融機関の預金通帳あるいは口座番号の控え――が必要になる。


健康保険加入者の場合は、全国健康保険協会の各都道府県支部に申請する。
扶養家族が申請するときは、申請書に加えて事業主(勤め先)の証明が必要で
なければ死亡診断書のコピーなど死亡の事実を確認できる書類が必要になる。
扶養親族や生計をともにしている人以外の人が申請するときは
埋葬費用の領収書と明細書を追加で提出する必要がある。