メトグルコ

古くて新しいビグアナイド薬
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/iwaoka2/201106/520353.html


メトホルミンの特徴は

  • 単独投与では低血糖を起こすことがほとんどない
  • 体重減少効果がある
  • 食欲抑制効果がある
  • 大血管障害を抑制する十分なエビデンスがある




作用機序は、AMPキナーゼ(5-アデノシン一リン酸活性化プロテインキナーゼ)の
活性化を介した、肝臓での糖新生の低下、筋での糖取り込み率の亢進が主要なものである。


メトホルミンによる乳酸アシドーシスの発生率は年間10万人当たり3人ときわめて低く
リスクの高い患者への使用さえ避ければ、安全性の高さは確認されていると言える。