プレミネント 

尿酸と高血圧講演会  MSD

The Naha Terrace


【特別講演】
高血圧の臓器障害における尿酸トランスポーターの役割
久留一郎先生(鳥取大学遺伝子再生医療学講座教授)


尿酸トランスポーター URAT1
近位尿細管に存在し、尿酸の再吸収を促進


インスリン抵抗性上昇→URAT1が活性化→
腎での尿酸の再吸収亢進→血管内皮機能障害→動脈硬化


血管平滑筋細胞に存在するURAT1が炎症を起こす。
尿酸のコントロールは血管内皮機能を改善する。
尿酸の上昇は心血管イベントの独立した予測因子


尿酸は低すぎてもいけない。Jカーブをえがく
尿酸には還元作用があり、酸化ストレスを低下させる作用がある。
200人に1人URAT1が欠損している人がいる。
尿路結石、運動後急性腎不全が多い。
酸化ストレスの上昇→腎動脈のスパズム→急性腎不全
尿酸5以下は要注意


URAT1阻害薬はユリノーム(ベンズブロマロン)