吸入インスリン

吸入インスリンが米国で申請

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2010/04/009969.php


米マンカインド社が開発した吸入インスリン製剤「Afrezza」FDAに申請中


この吸入インスリンは、速やかに吸収され持続時間が短いのが特徴となる。
食事時に投与することで、低血糖を抑えながら血糖値を下げ、体重増加も少ないとしている。


注射後の作用発現が短いタイプのインスリン製剤の代わりになると期待されているが
インスリンの基礎分泌を補う作用持続時間の長いタイプの代わりにはならない。


作用は吸入してから12〜14分で最大になり、持続時間はおよそ3時間と短い。
こうした速効性は生理的なインスリンの血中動態に似ており
インスリンの追加分泌を補い食後高血糖を改善するのに有効だ。
消失も早いので低血糖の危険は比較的少ないという。