リンゴ

“りんごを食べれば医者いらず”のことわざの理由が明らかに
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20100128hk001hk


果物に含まれるペクチンと呼ばれる成分が
消化器系の善玉菌(friendly germs)を増大させることが明らかにされた。
デンマーク工科大学の研究グループは
ラットにリンゴをそのまま、あるいは果汁やピューレなどの
リンゴ加工品の形で与えた後、ラットの消化管内の細菌を調べ
リンゴの摂取が善玉菌のレベルに影響を及ぼすかどうかを検討した。


その結果、リンゴのペクチンを多く摂取したラットでは
腸の健康状態を向上させる細菌の増加が判明したという。
長期にわたり定期的にリンゴを摂取すれば
このような善玉菌が産生する短鎖脂肪酸により
有益な微生物バランスを保つのに理想的なpH状態が作られると考えられる。
また、善玉菌は腸壁細胞の重要な燃料となるブチレートと呼ばれる物質も産生するという。


How the Apple Keeps the Doctor Away
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=635148