あるヤブ医者の話

下記の記事を読んで、昔の話を思い出しました。

『1回の注射で数ヶ月効果が続く自費の花粉症治療』に注意:専門医が解説
https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20220327-00288558



(話は長いですが、オチはないです)
俺がMR新人の頃、ある開業医から電話がかかってきた。
「おたくの薬で副作用が出た。来てくれ」
俺は新人だったので上司とともに菓子折りを持って訪問。
その副作用とは
ステロイド筋肉注射を花粉症で使用して
患者の皮膚が陥没した」とのこと。
報告書用に必要事項を聴取して
「花粉症は適応症ではありません」と上司が答え、話は終わった。
(本当は「花粉症で使う薬ではない」と言いたかった)
その後、患者(おばさん)から俺に電話があった。
「お菓子で話を終わらせるのか」
どうやら、医者は俺の名刺とお菓子を患者に渡したようだ。
俺はそのトラブルを上司に丸投げした。(新人なので)
どのように終わったのかはっきり覚えていないが(古い話なので)
結局、医者と患者で話し合ってくれということになったと思う。