戦費は1日2兆3338億円

戦争には膨大なお金がかかるようですね。
この記事で【兵站(へいたん)】という言葉を初めて知りました。

「1日2兆円以上」の巨額戦費にロシア国民悲鳴 
https://news.yahoo.co.jp/articles/b03d8db1a5057e77bb3eceedf873bfacba883bcc

産経新聞論説副委員長の佐々木類氏は、
軍事力でキエフを陥落させても、「ロシアの勝利はあり得ない」
「ロシア国民は塗炭の苦しみを味わう」と喝破した。
ウクライナ軍の激しい抵抗に遭い、
プーチンが目指した「短期決戦によるウクライナ全土の制圧」は失敗に終わった。

吉田圭秀陸上幕僚長は10日の会見で、
「ロシア軍が制空権を掌握しない中で、
ウクライナを)多方面から侵攻したのは、
短期決戦を想定していたからだ」とし、
今後のロシア軍の展開については
「後方支援に非常に大きな問題がある」との見方を示した。
つまり、ロシアは近代戦の定石である「制空権の奪取をおろそかにした」うえ、
食糧や武器弾薬、燃料などの「兵站(補給)に問題を抱えている」のだ。
これに、「戦費の増大」と「経済の疲弊」も加わり、
ウクライナ侵攻は長期化が予想される。

英国経済回復センターなどによると、
侵攻開始から最初の5日間で、ロシアは装備や兵の死傷で
約70億ドル(約8168億円)を失ったという。
20万人規模の将兵、補給・救護などの要員、
燃料や食糧などの兵站、高価な精密誘導弾など、
戦費は1日約200億ドル(約2兆3338億円)
かかっている可能性もあるというのだから驚きだ。

何しろ、ロシアのGDP(国内総生産)は、
世界11位の1兆4785億7000万ドル(約172兆5343億円)に過ぎない
(2021年、IMF