大納会 1万6291円

大納会:東証1万6291円 年間で56.7%アップ
http://mainichi.jp/select/news/20131231k0000m020052000c.html



2013年最後の取引日である大納会を迎えた30日の東京株式市場は
幅広い銘柄に買い注文が広がり、日経平均株価終値
前週末より112円37銭高い1万6291円31銭と今年の最高値を塗り替えた。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」に伴う円安加速を追い風に、
日経平均は昨年末から5896円(56.7%)値上がりし、
年間の上昇率は1972年(91.9%)以来41年ぶりの高さとなった。


米景気の回復期待で円安・ドル高が進んだ前週末の米国市場の流れを引き継ぎ、
30日の東京外国為替市場でも1ドル=105円台まで円安が進んだ。
輸出企業の採算が良くなるとの見方から自動車株などが値上がりしたほか、
景気回復期待で、不動産、銀行、建設など内需関連株も買われた。
日経平均は9営業日連続で上昇、7営業日連続で今年の最高値を記録した。


東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は、
約5年5カ月ぶりの高水準の1302.29ポイントで、昨年末から51.5%上昇。
東証1部の時価総額は年末としては6年ぶりの大きさになる458兆円と、
昨年末(296兆円)から5割以上膨らんだ。
1日当たりの売買代金も2.6兆円と前年から倍増し、株式市場の活況を裏付けた。