投資の知恵袋 Money&Investment
物価上昇から年金守れ 老後運用に生かすNISA
原資見極め投信など活用
http://www.nikkei.com/money/investment/mandi.aspx?g=DGXZZO5798975001082013000000&df=1
FPの目黒氏は
「余裕があれば資金の一部を積極運用するのも一案」と話す。
物価上昇に強い資産として
株、不動産、外貨を挙げ、国内外の株・不動産・債券の
インデックス投信の組み合わせを提案する。
国内債券は「インフレに弱いので投資しない」。
目黒氏の提案通り運用すると、
過去3年は平均で年10%強の利回りだったが、
リーマン・ショック前後の1年には4割ほど損失が出た計算。
高い利回りを期待する投資はそれだけリスクも伴うことを覚悟して取り組もう
一方、FPの神戸孝氏は「値動きをなるべく抑え、
平均年3〜4%の利回りが期待できればインフレ対策になる」と指摘。
国内債券も組み入れ、リスクに慎重な配分を助言する。
NISAは投信の買い替えが難しいため
「投資割合を自動で調整してくれるバランス型投信も一案」という。
NISA口座で分配金を再投資するには、その分だけ非課税枠が必要。
再投資した金額だけ枠が減ることは要注意だ。
「枠を有効に使うには、分配金をあまり出さない投信が向く」(神戸氏)。
高齢者に人気が高い毎月分配型投信で分配金が高いタイプは、
どちらかといえば課税口座向けという。
制度の特徴を生かして物価上昇に備えよう。