COPD

気づかず進行 肺の病気COPD「その息切れ 大丈夫?」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/11/1119.html


COPDとは?

COPDは、英語の
Chronic(慢性の)
Obstructive(閉塞性)
Pulmonary(肺の)
Disease(病気)
の頭文字をとった病名で、日本語では慢性閉塞性肺疾患といいます。
以前は慢性気管支炎と肺気腫に分けて診断・治療されていましたが
2つの病気はほとんどの場合合併し、原因も治療薬も共通しているので
現在ではCOPDという1つの病名を用いるようになっています。
非常に多くの患者さんがいると推定されていますが
息切れやせき、たんが続いても
年齢や喫煙のせいと思い込んで見逃している人が多いのが実態です。
進行すると呼吸不全に陥って生死に関わることもある病気ですが
症状を見過ごしやすく、気づかないうちに進行していることが多いので注意が必要です。

原因と主な症状

COPDの主な原因は喫煙です。
たばこの煙に含まれる有害物質に反応して炎症が起こり、肺胞の組織が破壊されます。
そのほか空気中に漂っているほこりや化学物質などに敏感な人は
COPDになる可能性があると考えられています。
主な症状は、運動時の息切れ、せき、たんなどです。
「階段を上るとき息が苦しい、息切れがする」
「同年代の人と歩いていると遅れる」
などがあったら注意が必要です。