貧乏ゆすり

貧乏ゆすり、実は健康にプラス エコノミークラス症候群予防にも
http://www.nikkei.com/life/health/article/g=96958A96889DE6E2E0E6EBE4E6E2E2E5E2E6E0E2E3E09F88E6E2E2E0;p=9694E3E1E2EBE0E2E3E3E6E0E0EA



貧乏ゆすりは周囲から評判の悪いクセだが、医師たちの見方は違う。
「健康面ではよいことが多い」。
脳神経の働きと貧乏ゆすりを調べた国立長寿医療研究センター
中村昭範・脳機能診断研究室長はこう言い切る。


貧乏ゆすりは何かに集中したりイライラしたりすると
足の動きをとめている大脳の働きが抑えられるため表れる。
日本人だけではなくあらゆる人種に見られるクセで
生まれたときから備わっているという。


貧乏ゆすりはふくらはぎの筋肉が伸び縮みする反応。
ふくらはぎは足腰に滞りやすい血液をポンプのように心臓へ送り返す働きがある。
この筋肉が動くと、全身の血行がよくなるという。



詳しいメカニズムはわかっていないが
軟骨を培養するときに外から刺激を与えると成長しやすいという報告がある。
京都大学の秋山治彦准教授は
「貧乏ゆすりでも、軟骨を再生する効果が期待できる」と言う。



国立長寿センターの中村室長は
「貧乏ゆすりという言葉がよくない。健康ゆすりと呼びたい」と力説する。