競争原理

大阪公立高校定員割れ 「私立高授業料無償化」で始まった学校格差
http://news.livedoor.com/article/detail/5731502/



大阪府が今年から実施に踏み切った拡充・私立高校授業料支援制度で
高校関係者が大ピンチに見舞われている。
私学へのハードルが低くなり、自由に進路が選べるようになった結果
公立高校の定員割れが続出しているからだ。


「なにしろ公立普通科の4割が定員割れ。
 ある程度は予想していましたが、この数字は今の試験制度になってから最低です。
 授業料が高くて私立への進学を諦めていた家庭の子供が
 みんな目指すようになりましたからね」(大阪府教育委員会


私立授業料“実質無償化”の制度は
橋下徹知事の「経済的事情にかかわらず、自由に進路を選べるように」
という意向に沿って、今年から実施された。


年収610万円未満の家庭の子供が私立に進学する場合、授業料はゼロ。
610万〜800万円未満の家庭でも保護者負担は年10万円に抑えられるというもの。


ある新設高の教員はこう語る。
「公立が不人気で私立に生徒が流れるといっても
 名門校は新制度に関係なく人気がある。問題は中位下位の学校です。
 本来、公立に行くはずの生徒たちが私学に流れるようになれば
 公立の上位校にはさらに優秀な生徒が集まり、荒れる学校はますます荒れる
 ということになるでしょう。最悪、存続が危うくなる学校も出てきますよ」


ただし、「それこそ橋下知事の本当の狙い」という見方もある。
知事が本当にやりたいのは、公立高校の統廃合。
 そうすれば、無能な教職員をリストラし、税金の負担も減らせる。
 そのために公立を私立との競争に追い立てているんです

(府政記者)


競争原理がすべてというのは橋下流の真骨頂。
その力の論理は大阪の公教育に、今後どんな影響を及ぼすのだろうか?

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バカは私立に行かせた方がええわな。
何かあったら、すぐに退学させられるし。
定員割れの高校は必要ないから、売り払えばええねん。