日経新聞 漢方道場
北里大学東洋医学総合研究所所長 花輪壽彦先生
http://www.nikkei.com/life/health/page/p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E2EBE1
Ｑ.
60歳女性
数年前かぜの後、痰と咳がなかなかおさまらず
昨年から血痰と膿のような痰が出るようになりました。
痰が粘って出にくく、ひどくせき込みます。気管支拡張症との診断ですが
いつも抗生物質を服用しているので胃腸の調子もよくありません。
Ａ
漢方では肺に熱のある状態ととらえ
肺熱をさます意味の清肺湯がまず試みられます。
清肺湯は血痰や膿性の痰を減らし、抗菌作用があるので
抗生物質の量を減らしたりやめたりできるようになります。
また、胃腸への負担も少なく、長期にわたって使うのにも適しています。
副作用の心配もほとんどありません。
http://www.nikkei.com/life/health/article/g=96958A90889DE0E3E7EBE7E4E0E2E3E1E2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E2EBE1
