シンガポールで朝ごはん

シンガポールで朝ごはん めざせ「ホーカーセンター」http://www.asahi.com/airtravel/column/fromsingapore/TKY201011080191.html



シンガポールには「ホーカーセンター」と
「フードコート」と呼ばれる屋台村のような食事施設がいたるところにあります。


「ホーカーセンター」は野外でクーラーのないところ。
「フードコート」は屋内でクーラー完備。


ホーカーセンターなら、1品2シンガポールドル(約130円)前後から。


「ホーカー」のつづりは露天商の意味のHawker。
タクシーに行き先を告げる時、ホーカーと発音するよりも
シングリッシュっぽく「ホッカ」と発音した方がスムーズに伝わります。
代表的なホーカーを3つ簡単に紹介します。


◆ラオ・パサ(Lau Pa Sat)
MRTラッフルズプレース駅から徒歩5分弱、ビジネス街のど真ん中にあり
シンガポールのホーカーセンターの中でも観光ホーカーとして有名です。
1894年に建てられた老舗のホーカーセンターで
1973年にはシンガポールの保護建築物として登録されました。
インド料理から手軽な和食、マレー料理はもちろん、中華
そして近年はファストフードまでありとあらゆる屋台が並んでいます。


◆Maxwell Road Hawker Center
MRTチャイナタウン駅、タンジョンパガー駅から徒歩10分程度
仏牙寺の道向かいにあります。
場所柄、中心は何と言っても中華料理。
中でも潮州、福建、広東、客家(はっか)料理が主になっています。
ここでの有名料理の1つにキャロット・ケーキがあります。
可愛いニンジンのケーキではなく
「大根もち」を卵といためたお好み焼きのようなものです。
とにかくビールと相性抜群ですので、タイガー・ビールと一緒にどうぞ。
白(塩味)と黒(オイスターなどのソースや中国しょうゆ味)が選べます。


◆Tekka Center
MRTリトル・インディア駅から歩いて数分のところにあり
近年改装が終わった、インド料理が目白押しのホーカー。
名前は福建語の「竹脚中心」と中国語から来ていますが
インドカレーを始め、なんと言っても「ビリヤニ」のおいしいお店がぎっしりです。
ビリヤニスペイン料理のパエリアにも影響を与えたとも言われる炊き込みご飯で
金曜日(ムスリムの祝日)と言えばビリヤニ
ビリヤニといえばテッカセンター、と言われるほど。
付け合わせのアチャー(タマネギのピクルス)も
各店舗が趣向を凝らしているので、食べ比べてみるのもいいかも。