大手外食、全席禁煙広がる

大手外食、全席禁煙広がる=規制先取り、人材確保も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121100905&g=eco



大手外食チェーンで、店内を全席禁煙にする動きが広がっている。
多くの外国人を迎える2020年の東京五輪パラリンピックを控え、
国や東京都は今後、受動喫煙対策を強化する。
このため規制を先取りし、嫌煙客を呼び込みたい考え。
人手不足の中、従業員が副流煙を吸うリスクを軽減し、人材を確保する狙いもある。


サイゼリヤは19年9月ごろまでに、
禁煙、喫煙席を併設しているケースが多い国内の全約1000店で喫煙席をなくす。
同社は「屋内を禁煙にする世の中の流れに対応する。
接客に当たるアルバイトの高校生ら従業員の健康にも配慮したい」
(広報担当者)と狙いを説明する。