フィルム農法

絶品トマトを簡単・格安で作る!・・・フィルムの謎!?
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20130903.html



ビニールハウスの中で、美味しそうな小ぶりのトマトが、
土ではなく、"薄い透明なフィルム"にびっしりと根を張っている。


この透明なフィルムは「ハイドロメンブラン」という苗床。
これを使うことで、1キロ5000円近くもする「超高級トマト」並みの
"糖度が高いトマト"を、誰でも、簡単に、低コストで作り出せるようになるというのだ。
すでに、国内の約60件の農家に導入されている。


ハイドロメンブランを開発したのは、
早稲田大学発のベンチャー「メビオール」(神奈川・平塚市
創業者で社長の森有一氏は、
東レテルモで「人工透析用の医療用膜」を開発してきた"膜"のスペシャリスト。


「このシステムなら、誰もが、収益性の高い農業をすることができる。
安定した、夢のある農業で、若者たちを農業に引っ張りこみたい」。
森さんは自らその可能性を探ろうと1995年に53歳で起業した。


5月、横浜で開かれたアフリカ開発会議には、アフリカから46カ国が集まった。
その見本市会場に、森社長は「プチトマト」の栽培キットを持ちこんだ。
水不足に苦しむ地域でも、安定して、低コストで作物が栽培できるという。
すでにアフリカ38カ国で特許も取得している。
ニッポンの技術が、アフリカの農業を変え、食糧難を救うために動き始めた。


メビオール株式会社
http://www.mebiol.co.jp/