那覇空港を足場に東南アジアへ ピーチ・アビエーション

ANA、格安航空で攻勢 ハワイや台湾に観光路線
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300HY_Q3A730C1TJ0000/



ANAホールディングスはLCC事業で攻勢に出る。
エアアジア・ジャパンを継承する首都圏の新LCC会社は
グアムやハワイなど海外観光地に重点的に路線を展開。
同じグループLCCのピーチ・アビエーションは9月下旬に沖縄―台湾線を開設する。
高単価なビジネス客は全日本空輸が受け持ち、LCCは海外の観光需要を開拓する。


ピーチ・アビエーションは観光路線を強化する。
新たに開設する沖縄―台湾線は、同社が那覇空港から飛ばす初の国際線となる。
1日1往復(2便)の方向で調整を進めている。


日本だけでなく海外の現地需要の獲得も収益改善に不可欠とみている。
今後、那覇空港を足場に東南アジアにも乗り入れる。
同社は片道の飛行時間を4時間以内と設定しており、
アジアに近い那覇空港を拠点にすれば
関空を拠点とする現状より就航先を広げやすくなるとみている。