イヌサフラン

イヌサフラン:ミョウガと間違って食べ重症 札幌の女性
http://mainichi.jp/select/news/20130627k0000m040063000c.html



札幌市は26日、市内の60代女性が
有毒の観賞用植物「イヌサフラン」の球根を
ミョウガと間違って食べ、肝機能障害などで入院したと発表した。
意識はあるが重症という。


札幌市保健所によると、女性は23日正午ごろ、
庭に自生していたイヌサフランの球根をゆでてスライスし、3切れ食べた。
午後3時前、腹痛や嘔吐などを訴え、病院に救急搬送された。
姉もいったん口にしたが、苦かったためはき出した。


イヌサフランユリ科の球根植物で、有毒成分の「コルヒチン」を含有
特に種子や球根に多く含まれ、食べるとけいれんなどを引き起こし、
過剰摂取すれば呼吸困難で死亡することがある。
観賞用として「コルチカム」という名で球根が販売されている。


姉はイヌサフランミョウガも庭に植えたことはなく、
数年前から自生していたイヌサフランミョウガと思い込んだという。


北海道内では、2003年に中富良野町で、2人が
ギョウジャニンニクと間違えてイヌサフランを食べ1人が死亡、
04年には千歳市で3人が山菜のオオアマドコロと間違って食べ食中毒になっている