農産物大量輸出へ、中国に本格販路

農産物大量輸出へ、中国に本格販路…丸紅
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130526-OYT1T00989.htm?from=main5



日本の農産物や水産物を大量に輸出するための
本格的な「定期販路」が年内にスタートする。


丸紅が、香港の現地企業と提携して青果や加工食品の販売を始める計画で、
大規模な集配センターの新設も予定している。
他の大手商社に同様の取り組みが広がる可能性もあり、
2020年に農産物・食品の輸出を1兆円規模に倍増させるという
政府の目標達成に、弾みがつきそうだ。


丸紅は月内に、香港の大手衛星テレビ局
「香港衛星テレビ国際メディア集団(HKSTV)」と提携する。
同社が運営するテレビ通販やインターネット通販を活用した
コメや野菜、果物などの販売を、年内に香港やマカオなど中国南部で始める。
HKSTVの協力を得て、現地の百貨店やスーパーを通じた販売も行う。


販売品目は今後、水産物、牛肉、乳製品などに拡大し、
販売地域も中国内だけでなく東南アジアに広げる。
一定の輸出量が確保できた段階で、香港に独自の集配センターを新設し、
恒常的に輸出農産物を受け入れられる体制を整える。
15年に300億円、20年に1000億円を目指す。
(2013年5月27日03時04分 読売新聞)