コンドロイチン

コンドロイチンで臨床試験 膝の痛みと不快感改善
http://www.sankei.jp.msn.com/life/news/120309/bdy12030909180005-n1.htm



藤田保健衛生大学の山田治基教授らは
コンドロイチン硫酸Naの変形性膝関節症患者に対する臨床試験
ゼリア新薬工業の協力を得て国内で実施し
膝の痛みを強く感じている患者は、痛みと不快感が改善されることを明らかにした。


今回の臨床試験結果により、非ステロイド性抗炎症薬の代替薬として
長期服用しても安全なコンドロイチン硫酸Naが使用できる可能性がでてきた。


臨床試験は、変形性膝関節症の外来患者の中から
レントゲン検査で中程度以上の症状の73人を選んで実施。
コンドロイチン硫酸Na260mg服用する低用量群(32人)と
1560mg服用する高用量群(41人)の2つに分けて比較した。


臨床試験前に関節症の国際基準に基づいた質問で
(1)痛みと不快感
(2)歩行
(3)日常生活
の3項目について自己評価してもらった。


臨床試験の結果は、重症患者で低用量群、高用量群とも痛みの自己評価点数は下がった。
統計学的にみて服用6カ月後と9カ月後に高用量群の方が痛みがより低下している。
コンドロイチン硫酸Naが効いていると思われる」(山田教授)としている。