喫煙と歯周病

喫煙と歯周病 発症率、吸わぬ人の3倍
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/health_news_mouth/147606.html



喫煙者は非喫煙者に比べて3倍も歯周病にかかりやすく
2倍も多く歯を失っているという報告があります。
また、1日あたりの喫煙本数に比例して歯周病が重症化することも分かっています。


喫煙が歯周病を悪化させる理由として
《1》 ニコチンが歯肉の血管を収縮させ
    歯を支える組織に必要な酸素や栄養の供給を減らしてしまう
《2》 たばこの有害成分により白血球の機能が低下し
    歯周病菌に対する歯肉の防御力が落ちる
《3》 喫煙で生じた活性酸素を除去するためにビタミンCが消費されると
    歯肉を修復する細胞の働きが抑えられる・・・などが挙げられています。


兼平孝先生(北大病院歯科診療センター講師)