ヒヤリ・ハット

医薬品のヒヤリ・ハット、半年で177件
厚労省検討会で報告、先発品と後発品の名称違いによるミスも
http://www.m3.com/iryoIshin/article/141171/?from=openIryoIshin


ある医師が降圧薬の「ノルバスク」を処方しようとして
「ノルバデックス(クエン酸タモキシフェン)」を誤って処方した。
先発医薬品のノルバスクが病院で採用されておらず
「ノルバ」と検索した際にノルバデックスだけが表示されて
この医師はノルバスクの後発品と誤解したために起きていた。


医師は効果や用量の確認を怠り1カ月分処方。
その後、引き継いだ医師が、ノルバデックスが追加処方されたものと勘違いし
11カ月にわたって処方を継続してしまった。


委員の一人、国際医療福祉大学薬剤統括部長の土屋文人氏は
「商品名が異なるのが誤処方につながる」と問題を提起
「今後は一つの薬剤に対して、一つの名前で統一する方向にしていくべきではないか」
と主張した。