FDA,国内初のSGLT2阻害薬canagliflozinを承認
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1304/1304004.html
diabetes
SGLT2:Sodium-GLucose co-Transporter 2
FDAは3月29日,2型糖尿病治療薬として
Na/グルコース共輸送体(SGLT)2阻害薬canagliflozinを承認したと発表した。
同クラスの治療薬としては米国内で初。
先行して開発されたdapagliflozinは
欧州で同クラスの薬剤として初めて承認されたものの
米国内の専門家委員会では承認反対が賛成を上回り,その後承認は見送られていた。
canagliflozinの一般的な副作用は膣カンジダ症,尿路感染症。
また,同薬の利尿作用による起立性低血圧に伴うめまいや失神が
投与開始から3カ月くらいまでに多く発生することが報告されている。
なお,日本では先日,国内初のSGLT2阻害薬として
イプラグリフロジンの承認申請が行われたばかり