イオン ダイエーを子会社化の方針

イオン ダイエーを子会社化の方針
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130327/t10013475601000.html



イオンは
売り上げの低迷で厳しい経営が続くダイエーに対して
TOBを行って、子会社化する方針を固め
今後、自社のプライベートブランドの供給を増やすなどして
ダイエーの経営再建を目指すことになりました。


関係者によりますと、イオンは、現在
およそ20%の株式を持つダイエーに対し
TOB=株式の公開買い付けを行い、子会社化する方針を固めました。


これに対し
ダイエーのおよそ29%の株式を持つ筆頭株主の丸紅は
およそ24%分の株式について
公開買い付けに応じる方向で調整が進められているということです。


ダイエーバブル崩壊後に多額の負債を抱え
平成16年に当時の「産業再生機構」から支援を受けたあと
丸紅とイオンが大株主として共同で経営の再建にあたってきました。


しかし、大株主の両社の経営方針の違いなどから思い切った改革ができず
老朽化した店舗の改装などが遅れた影響で売り上げの低迷が続き
ことし2月期の決算は、5年連続の最終赤字となる見通しです。


このため、イオンは、今回、子会社化することで経営の主導権を握って
自社のプライベートブランドの供給を増やしたり
商品の調達を共同で行ったりしてダイエーの再建に本腰を入れる方針です。