ジャヌビアとグラクティブで1100億円超

IMSジャパン・2012年統計  ジャヌビアとグラクティブで1100億円超
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/kigyo/article/1226572265618.html?pageKind=outline



IMSジャパンが22日に発表した2012年国内医薬品市場統計によると
糖尿病治療薬は8.9%増の4175億2000万円に伸び
ジャヌビア(41.2%増の743億9300万円)と
ラクティブ(33.8%増の370億4900万円)は合わせて1100億円を突破。
ネシーナ(約2.9倍の299億8800万円)
エクア(約2.1倍の178億9000万円)など
DPP-4阻害剤群が大きな成長要因となった。


血栓症薬は4.3%増の3759億4400万円で、薬効内トップの
プラビックス(17.2%増の1021億4400万円)、4位の
プラザキサ(約2.6倍の235億5600万円)がけん引した。


脂質調整剤・動脈硬化用剤は6.3%減の4196億5500万円。薬効内トップの
リピトール(31.8%減の743億1900万円)が落ちる一方、後発品の
「アトルバスタチン サワイ」(45億6600万円)や
「アトルバスタチン EE(エルメッド エーザイ)」(42億1200万円)などが伸びた。


「制酸剤、鼓腸・潰瘍治療剤」は6.1%減の4086億300万円。
薬効内上位10製品のうち、6位の
ネキシウム(約5.2倍の146億800万円)のみが前年の売り上げを上回った。


企業別では、ファイザー
リリカ(44.4%増の453億2500万円)
ビビアント(約3.3倍の66億8300万円)の売上高が前年を大きく上回った。
グラクソ・スミスクライン
サーバリックス(57.8%減の218億4400万円)の売上高が半分以下となり、トップ製品
アドエア(8.2%増の502億7000万円)は好調だった。
サノフィは、12年8月に発売した
イモバックスポリオ(155億4800万円)が業績に寄与した。